飲食チェーン、アルバイトの実態と最近の謝罪問題
少し前の
「コンビニのアイス用冷凍庫に客入り込んむ ツイッターに写真投稿」
というニュースを読んだときは、
「またやってるのか、おバカねぇ・・・」程度にしか思わなかった。
しかし今回の
「女性アルバイト ソーセージ3本くわえ写真投稿 外食チェーン謝罪」
を読んだときはふと自分がアルバイトしていた頃のことを少し思いだし、
嫌な気持ちになった。
という訳で当時の某居酒屋チェーン店でアルバイトしていた時の話と、
最近の騒動に対しての考えを少し。
メディアリテラシーについては触れません。
飲食チェーン店の民度の低さ
店の裏は本当に酷いものだった。
何かを食べたり、指を舐めた後の手でそのまま料理を作ったり、自分で使ったコップを洗わずに戻したりもする。
衛生上よろしくないことを散々見てきた。
人の口に入るものを扱っているという意識が少ないからだろうか。
勿論、その店の民度は仕切る社員によって大きく変わる。
最初自分が働いていた店舗の店長は衛生面だとかに非常にうるさく、
全体的に厳しかったため、店内スタッフの意識も悪くなかった。
しかし店長が変わってしまってからは、どんどんスタッフの意識が緩み、上に書いたようなことを普通にやるようになってしまった。
そんな状況が嫌になったため私はそのアルバイトを辞めた。
飲食店で働いていたからこそ、
外食、特にチェーン店では飲み食いしたくないとさえ思う。
最近のニュースは問題を起こした奴がたまたま周りの奴より一層馬鹿で、ツイッターに上げてしまったから話題になっているに過ぎない。
実際飲食店の裏側は酷いもので、こうやって話題になっていることなど、氷山の一角でしかないのだ。
海面下のこと知らない方が幸せかもしれないが・・・
面接が面接だから、そりゃアレな人間も入ってくる
社員が強く言わなくとも、
アルバイトがまともであればそんな問題になるようなことはやらないはず。
自分で言うのもなんだが、事実私はそういう事をしたこともないし、最大限衛生面にも気を付けて働いていた。
しかしやる奴はやる。そういう奴だから。
そして、そういう頭がクズな方向に残念な奴が多かったのも事実。
それはその筈、面接なんてあってないようなもの。
最悪言葉の通じない外国の方も居た。
参考までに面接の内容を書くと
「いらっしゃいませ!ありがとうございました!」
と大きな声で言えというもの。
多少小さくとも、別に落ちるわけでもなく「もう少し声出せる?」とか言われ、
少し頑張ればそれで問題なし。それだけ。
確か自分の時は様々な店舗の採用が合わさったものだったため、
2、30人ほどまとめて面接し、落ちたのは2人程度だった。
ザルですよ、ザル。
声出せれば受かるってもう面接じゃない。
最近の謝罪問題について
なんでアルバイトが問題起こしてるのに、会社が謝るんだって言う意見もある。
会社を批判するなと言う人も居る。
が、それはそんなアルバイトを雇ってしまったことに関して謝罪していると考えれば多少は筋が通るのではないだろうか。
そんな採用条件で雇っているのには、仕事内容だとかコスト削減のためだとか、
様々な理由があるのだろうが、当然その会社の都合だ。
アルバイトの教育がまともにされていないのも同様。
まぁ謝罪なんて建前なんだろうが。
再発防止のために根本から変える企業なんて、1000あって1あるかどうかだろう。
最近流行の、ブラック企業ランキングに乗っている企業なんかがやるわけもない。
話を聞く限り、外食チェーン産業は大体黒いのではないだろうか。
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